
群馬県前橋市市之関町に拠点を置く、ミヤギノサトデイサービスセンターでは、10月23日(木曜日)に「鮭のもみじ焼き 黄菊の和え物 豆腐のきのこあんかけ みそ汁 果物(柿)」という、旬を活かした昼食をご利用者さんにご提供しました。
鮭のもみじ焼きは、鮭でたんぱく質をしっかり摂取できる主菜。さらに、人参で“もみじ色”を出すという季節の演出にもこだわりました。また、黄菊の和え物・きのこあんかけ・柿などを用い、ビタミンA・C、食物繊維、ミネラルなどを複合的に摂れるようにしています。高齢者の食事では「たんぱく質」「ビタミン・ミネラル」「食物繊維」のバランスが特に重要です。

ご利用者さんからは「色もきれいで(もみじ色)、もっと食べたくなりました。黄色は見つけられなかったけど、きのこや、柿もあって、秋のお膳でした。ちなみにもみじ色は、人参で紅葉の色を出しています。」という感想を、職員からも「見た目も味も秋を感じられて、皆さん楽しそうに召し上がっていました」という声があがりました。
実は最近、気温が下がってきており、「一枚、羽織らないとならないくらい寒くなってきました」。こんな日は、つい暖をとることに気を取られがちですが、冬に向けて脱水症にもご注意を。特に高齢者は体内水分量が減少傾向にあるため、水分摂取が不十分だと低栄養や体調不良を招きやすくなります。
お腹の弱い方には、白湯(温かいおゆ)など“やさしい”水分補給もおすすめです。
当センターでは、栄養士・管理栄養士が連携し、やさしい食事形態・栄養バランス・食べやすさを重視したメニュー提供を行っております。地域の高齢者の方が「元気で楽しく」「安心して」通えるよう、食事面からもしっかりサポートしています。今後も、季節を感じる献立と栄養に配慮したサービスを展開してまいります。