カテゴリー:介護

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正面からだとつらい

できごと - 介護 - 給食・おやつ


  逃げ場をつくってあげて・・・

子どもの頃
悪いことをした時
正面から
そして
上からの目線で
「どうして・・・」
と叱られたことはありませんか

そんなときに
なんとか
逃げようとか
ごまかそうとか
考えながら
必死に事が過ぎることを
待っていたことはありませんか

叱ることは
相手に勝つためにするわけではありませんが
ついつい感情的になって
「ごめんなさい」というまで
追い込んでしまうことがあります

本当は
そんなことしては
将来、不幸になるよ
心配なのだよ
悲しんだよ
という気持ちを伝えたいはずなのですが・・・

だから、正面からではなく
隣から話しかけて
気持ちを伝え
考える時間をつくってあげられるよう
一呼吸をおいてみましょう

歳が経て
親と子ども、立場が変わっても

正面からはつらい
隣から
一呼吸をおく

言い負かせることではなく
気持ちを伝える

できること
できないことはあるけれど
お互いが
向き合うより楽になります

心に歌を

できごと - 介護 - 給食・おやつ


歌を歌うことには
ストレス発散
血圧の安定
快眠
飲み込みやむせの改善
など
さまざまなよい効果があります
みなさんは
どんな歌を口ずさみますか?
わたしたちの脳は
思い通りに反応しない器官なのですが
日常のなかで
話した会話
歌った歌
見てきたものが
脳に影響しています
もし
認知症になったとき
最初は歌を思い出せなくても
徐々に思い出すことがあります
脳の働きは不思議です
マイナスのイメージの歌を口ずさむと
不安な感情になります
プラスのイメージの歌は口ずさむと
安心した感情になることができます
だから
認知症になったとき
心がほっとする歌を
口ずさめる習慣があると
不安も少なく暮らしていくことができます
心にプラスの歌を
口ずさんでみませんか

笑顔の鏡

できごと - 介護 - 給食・おやつ


足の動きが悪くなってきたり
あちこちが痛くなってきたり
顔は
加齢と共に口角が下がってくるので
不機嫌でなくてもそう見られてしまう
片付けて
見つからないとの訴え
同じことを何度も聞かれる
せっかく
着替えたのにもう汚してしまって
顔は
いつも怒っているように映ってしまう
そんな自分に嫌悪を感じたとき
すぐにできる
笑顔の提案
それは
いつも使っている
「鏡」を
「笑顔の鏡」と呼びましょう
「笑顔の鏡」の前では、
一日一回は
めいいっぱいの笑顔をつくってみましょう
しばらく笑っていないと
顔の表情筋という筋肉が
固まってしまっていて
やわらかくなるまで
しばらくは引きつるかもしれません
続けることで
「笑顔の鏡」のなかのあなたも
笑顔になってきます
そうして続けた笑顔は
誰も見ていなくても
いつしか
まわりの元気の源に
変わってきます
鏡に
自分を映して
新しい年を迎えてみませんか

笑うこと

できごと - 介護 - 給食・おやつ

笑うことは
高度な身体機能を必要とする行為です

なにか面白いことを
一瞬で感じ
想像して
理解して
脳の認知機能に働きかけます

だから
笑わない人ほど
認知機能が低下する率が高くなります

わたしたちのからだは
日常生活のなかで
緊張する場面が多くあります
そんなときには
末梢血管も緊張して
血流が悪くなっています

笑うことによって
からだがリラックスした状態になり
血流がよくなりますし
からだばかりではなく
心もリラックスすることができます

さらに
笑うことは
自分が元気になるだけではなくて
まわりの人も
元気にする力があります

笑うことは
「百薬の長」といっても
過言ではありません

ほめる

できごと - 介護

ほめる
物忘れ、
日にち間違え、
しまい忘れ・・・
介護をしていると、
昔は、自分で何でもやっていた方が、
できないことが増えて、
いっしょにいると、
いらっとすることも増えがちで、
真剣にあたってしまうことも、
多くなりがち。
当の本人にとっては、
いつも叱られっぱなし・・・
いつも本人が笑顔でいることが
大事ってよく言われますが、
ついつい、
つい、口から出てしまう苦言。
本人が笑顔になる早道は、
どんな小さなことでも、
たくさんほめることです。
今までできていたことが、
できなくなるのも当たり前、
そんななかで、
がんばって続けていること、
努力をして失敗していることも、
ほめましょう。
そのほめ言葉は、
案外と、
介護を楽にする特効薬
なのかもしれません。

これって、認知症?

できごと - 介護

 これって、
     認知症
              ・・・心配なときは

○最近、物忘れ増えていませんか?
・お財布や鍵をいつも探してしまう
・自宅の戸締まりをしたか、心配で何度も確認をしてしまう
・地域の会議や約束を忘れてしまう
・同じ物ばかり、買い物してしまう
・同じ話を繰り返してしまう
・種まきの時季や収穫がうまくできなくなる
・手料理の味付けがうまくいかなくなる

○最近面倒くさく感じていませんか?
・小銭を数えるのが面倒で、いつも札を出してしまう
・情報量が多くて、新聞や本を読むことを避けてしまう
・テレビを見ていても内容がわからなく、つまらない
・趣味の活動が最近面倒くさくて、手が出ない

○人付き合いについて行けなくなってきた
・まわりの会話についていけず、人と話しをするのがつらい
・最近は元気が出なくて、人と話しをるのも面倒くさい
・外に出かけるのは面倒くさい

認知症には
いくつか種類があります
早く対応ができれば
以前の様子に戻れる場合もあります

早めにかかりつけ医や相談窓口で相談をして
安心して暮らせる環境を整えることが
本人の辛い思いや悲しみ
家族の心配や負担を和らげる方法です

伝えていますか

できごと - 介護

一日に何回、「ありがとう」伝えていますか?

 マイナスの言葉
  「いやだ」
  「めんどくさい」
  「調子が悪い」
  「だるい」など

 プラスの言葉
  「ありがとう」
  「しあわせ」
  「大好き」
  「うれしい」
  「調子がいい」など

 わたしたちが
 自然に使っている言葉

 古くは万葉集のなかで
 言霊(ことだま)と表し
 発した言葉は
 自分に、まわりの人に、
 大きく影響を与えると伝えられてきました

 さて、チョコレート会社の調査で
 一日に何回「ありがとう」を伝えていますかという
 調査がありました

 「ありがとう」という言葉を
 全年齢では、 一日に平均十回
 二十代の男女では、十回以上
 年齢とともに減少して
 六十代では、五回以下になってしまいます

 歳を重ねることによって
 日常のことが
 当たり前になってきて
 「ありがとう」の数も減るのかもしれません
 見わたすと感謝するできごとはたくさんあるはず

 まわりの人への感謝を
 たくさん探すことも
 脳にもカラダにもよい影響があります
 「ありがとう」の言葉を
 たくさんプレゼントしてみませんか

認知症介護・説得よりも納得してもらうことが大切です。

介護
説得よりも納得してもらうこと
認知症は、
病気のひとつです。
伝えたけれども、支離滅裂、
理解できなくて、
混乱して、
言葉のやりとりがむずかしくなります。
「財布がない」の言葉に、
「ちゃんと入れとかないから」
「タンスの中に入っているのじゃないの」
と言って、一生懸命に、
正当性を伝えても、
言われたことが理解できずに、
話し手の「何回言っても、わからないのだから」
という感情だけを強く感じてしまいます。
そして、
被害的になり、
「財布を盗られた」という、
言葉が返ってくることもあります。
認知症の方へは、
心情に寄り添うことがとても大切です。
財布のあるところは知っていても、
いっしょに、
タンスの中を一生懸命に探して、
「あら、こんなところにあった!」と、
落ち着いてもらえるように、
接していくことが安心してもらう一つの方法です。
認知症では、感受性が豊かになります。
不快な思いも、悲しい思いも、嬉しい思いも、
素直に大きく感じて表現してしまいます。
正しさを一生懸命に伝えても逆効果、
安心できる環境作りをしていきましょう。
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笑顔もひとつの介護です。

介護
笑顔もひとつの介護です。
「鏡の法則」
「鏡の法則」という法則があります。
自分が相手に対して
表した表情や行動は
鏡に映したように
自分自身に返ってきます。
笑顔で話しかければ
笑顔が返ってきます
命令口調で話せば
命令口調で返ってきます
認知症という病気
認知症を患われている方は
日にちや曜日を忘れたり
ひどくなると今
食べたことを忘れたりします。
心は生きている
そんな認知症を患っている方も
この人に怒られている
この人に嫌われていると・・・
心は、感情は、しっかりと生きています。
認知症の悪化
失敗が増えてきて
いつも怒られて
いつも不安でいる。
精神的に追い詰められると
認知症状は悪化します。
笑顔
笑顔は
安心していられる人が
受け入れてくれている人がいるという
心持ちになれます。
笑顔は
安心できる一番の介護です。
笑顔でいられなくなったら!
でも
いつも面倒を見ている家族が
笑顔でいられなくなったら
介護サービスを積極的に利用して
笑顔がつくれる時間を
つくることも大切です。
笑顔と笑顔には
信頼が生まれます。