はじめに
きょうは、どんよりとした天気が続いていますね。こんな日こそ、特に「脱水症」に注意したいものです。高齢の方は「のどの渇き」に気づきにくく、水分不足が進みやすいという特徴があります。
お腹の調子が気になる方には、白湯(温かいおゆ)など“やさしい一杯”がからだにやさしい選択です。

きょうのお昼ごはん紹介
宮城の里デイサービスセンターで提供したメニュー(1月6日・木)は以下の通りです。
- 鶏肉と白菜のとろみ炒め
- 切り干し煮
- かぼちゃと枝豆のごま和え
- みそ汁
- 果物(りんご)
このメニューは、たんぱく質(鶏肉)・食物繊維(白菜・切り干し大根)・ビタミン・ミネラル(かぼちゃ・枝豆・りんご)をバランスよく取り入れ、“水分”“やさしさ”にも配慮しています。

利用者さん・職員の感想
「鶏肉と白菜のとろみ炒めは、ご飯にかけるととろっとしていて美味しかったです。切り干し煮とかぼちゃの胡麻和えは、味がしっかりとついていてご飯が進みました。」
このように、食べやすくて満足感のあるメニューとなり、スタッフ一同も嬉しく感じています。
「脱水予防」と「食事からの水分補給」のポイント
高齢者の脱水には以下のようなリスクがあります:
- 筋肉量の減少 → 体内水分量の低下
- のどの渇きを感じにくい → 自覚しづらく水分補給がおろそかに
- 室内環境・着衣・トイレを気にして飲水量を控えるなどの行動傾向
そのため、食事時に「汁物」「果物」「温かい飲み物(白湯など)」を取り入れることで、“食からの水分”+“飲み物からの水分”を同時に補える工夫が有効です。



